臨済宗建長寺派 萬松山 崇禅寺
臨済宗建長寺派 萬松山 崇禅寺

境内のご案内

     
 

 

 山門及び鐘楼は、崇禅寺過去帳奥書によるとそれぞれ享保十二年(1727年)、宝歴三年(1753年)に建造されたものとされている。いずれも当山の歴史を偲ばせる建物です。
  県指定重要文化財である御本尊阿弥陀如来像が奉置されている耐震耐火造りの阿弥陀如来堂は、文化財の永久保存のため昭和四十六年に建立されました。
  御本尊阿弥陀如来像は、檜材を組合せた寄木作りで全体に漆箔がほどこされています。
顔面は下向き、衣紋の彫りの深さ、法衣の袖や薄さなど写実的手法による作りから、鎌倉時代の作と思われています。当時の来迎思想に結びついた作りで、もともとは三尊形式であったと考えられています。
  孟宗竹林を背後に、「心字の池」を前庭に置く書院茶室无量庵は、四季それぞれにうつろう自然(春の新緑、秋の紅葉と部屋より眺める景は格別)とともに旬の味を大切にした懐石料理もふるまわれます。(要予約)
裏山一帯にはクマザサ群を下草に伴なった落葉広葉樹林が広がり、その間を心の力を養う散策道「弥陀の小径」が続いている。約一万坪の寺域には樹齢600年をこえる目通り6メートルの「イトヒバ」(群馬県指定天然記念物)や老アカマツ群があり、群馬県より緑地環境保全地域に指定されています。







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